HOME > ニュース > 過去のニュース一覧 文字サイズ 大きくする 普通

2015年5月1日

2015NPT再検討会議ニュース しずおか・やまなし・かながわの生協代表団

5グループ 報告者(生協名:ユーコープ)山田 一広

 

4月27日 PM

原爆展での証言活動

日時

4月27日(月)14:00〜16:00

場所

国連本部ロビー

参加者

日本原水爆被害者団体協議会 木村さん、蛯名さん、和田さん、塩瀬さん

1グループとの合同参加で、木村緋紗子さん、蝟シ満さん、和田征子さん、塩瀬康雄さんの4名の被爆の証言活動を原爆展の一角で行い、わたしたちは、サポートを行いました。被災者の方は、約15分の証言を行い、約1時間の証言でしたが、一人一人の被爆者の熱い想いが参加者に伝わり、参加者の皆さんも熱心に耳を傾けてくれました。

奥まったところでの開催場所なので、私たちは、片言の英語を駆使して会場参加者への呼びかけ行い、折鶴を折ったり、証言者のメッセージ(英語版・日本語版)を渡したりしました。証言会を知ってきてくれる方もいましたが、知らない方も多く、来場者への呼びかけは大切な役割となり、多くの方に参加を呼びかけました。

途中で、岸田外務大臣が来場して騒然としました。

また、来場者や参加者に、ユーコープの組合員さんお手製の折鶴や缶バッチを配布しながら、呼びかけを工夫しましたが、今回は、「伝えること」の大切さを学ぶことができました。

 

報告者やグループメンバーの感想

  • 戦後70年が経過した、現在、核戦争が起きていないのは、被爆者(被団協)の方々の地道な訴えかけがが国連や国際会議での広がりまでになっていることがわかった。被爆者の実相を伝えること、継続していくことが核兵器廃絶につながると確信できた。 (ユーコープ石田耕一さん)
  • 国連で取り組む意義を感じたが、証言をする場所が奥なので、参加者が少なくて残念であり、 看板か、宣伝の工夫が必要だと感じた。被爆者の方々がご自分の使命に力尽くす姿に感動した。 メッセージ鶴は誰もが笑顔になり、子どもから子どもへのメッセージはとてもよいアピールになった。(ユーコープ山本晴美さん)

 

証言活動終了後、1・5グループでの記念撮影

来場された方に片言の熱い英語で呼びかける組合員代表

 

飛び入り参加で証言活動を見た岸田外務大臣

折鶴と缶バッチを説明しながらお知らせする組合員代表

 

木村さんの証言の様子

 

 

 

 

4月28日 PM

イザベラホームでの公開証言活動&交流会

日時

4月28日(火)15時〜16時45分

場所

イザベラホーム(養護老人ホーム・ケアホーム)ホールと食堂

訪問者

日本原水爆被害者団体協議会の和田さん、塩瀬さん、藤森さん
生協代表団5グループ7名    合計10名で訪問

マンハッタン島の北部にあるイザベラホームでの証言活動で、会場は、郊外の庶民的な住宅街にある養護老人ホームとケア付き住宅で、ニューヨークでは最大規模を誇るそうです。

会場は、広いホールに利用者や近在の人々など聞き手はスタッフを含め50名ほどで、車いすで参加する方や日系の方も参加され、中でも101才、102才の方も参加されました。

証言活動は、長崎の和田さん、広島の塩瀬さん、被団協の藤森さんの順番で行われ、証言が始まると、その内容に思わず驚きの声をあげる人もいました。

質疑応答では、お二人の方が被爆者の方の証言活動の意義、原発についての対応などの質問があり、戦争・原爆・原発への関心の高さがうかがえました。

後半は、食堂で5、6人に分かれてお茶をいただきながら懇談しました。

「原爆は間違いだった、謝りたい」とおっしゃる方もいましたが、少し前の子どもへの教科書には「原爆は戦争終結のための正しい選択」とされていることに危惧を感じていると方もいて、今さらながらに世代間の認識の差に驚かされた。

今回は、多くの場に行って、世代に関わらず、お互いの想いを「伝えあうこと」で相互に理解しあえることを強く実感する機会となりました。

 

報告者やグループメンバーの感想

  • 証言活動には、車椅子の方、杖の方、自力歩行可能な方、スタッフなど50名程の方が集まりました。時には驚きの声をあげながら聞く人たちの姿も印象的でしたが、塩瀬さん、藤森さんがお話されている時でも、じつに真剣に向き合っている和田さんの姿が印象的でした。貴重な証言に向き合う姿勢として、我が身を振り返る機会になりました。 (ユーコープ 馬場由美さん)
  • 思ったよりたくさんの参加者があり、うれしかったです。証言後の質問の内容から、戦争、原爆、原発に関するアメリカの方々の関心の深さが伺えてうれしかった。また、それに対する被災者の回答からも平和活動にかける思いや原発に関しての強い思いも聞くことができてとてもよかったと思います。 (パルシステム静岡 上田由紀さん)

証言会場であるイザベラホーム

英語で証言される和田さん

 

車いすでの参加者や日系人の方も多く参加した第一部

 

第2部の参加者との交流会

 

イザベラホームにて

 

 

4月29日 AM

スイス政府国連代表部への核兵器廃絶の要望書をお渡ししました。

日時

4月29日(水)8時45分〜9時20分

場所

スイス政府代表部 オフィス

訪問者

日本原水爆被害者団体協議会 和田さん、塩瀬さん、藤森さん
生協代表団 日本生協連 和田専務理事、5グループ7名と通訳 合計12名で訪問

被団協の藤森さんからは「これまでのスイス政府の核削減に対する活動に感謝するとともに、今回のNPT再検討会議で、より進展があるように力を発揮してほしい」と、要望書を提出しました。

同様に和田専務からは、生協が被爆者の活動を支える役割を果たしていることを述べられ、「核兵器のない平和な世界実現のために支援を」と要請書を提出しました。

これに対して、スイス政府 Benno Laggner核軍縮代表からは、「核兵器の問題は技術的な議論になりがちだが、核兵器が人に与える影響を考える必要がある。スイス政府はこれまでの会議で核兵器の削減について訴えており、他国への影響力はあると思う。核兵器はいかなる理由でも使うべきではない。今回の会議では2010よりさらに強いメッセージが出されることを望んでいる。戦争を経験していない若い世代には、抽象的な内容になってしまいがちなので、教育がとても大事である。そのためには経験を聞くことが一番大事であり、その経験談を話す勇気に感謝する。自分も以前広島、長崎を訪ね、核兵器をなくすという目標をすすめてきた」と、強い信念を示されました。

核兵器をなくす国民合意については、「すぐに合意できたわけではない。核兵器の使用可能性があるなら、まずは数を減らすことが必要で、核保有国に動いてもらう必要がある。1人ひとりの活動が国を動かす。国民との合意は、国同士でも同様に必要である。」と述べられました。

 

報告者やグループメンバーの感想

  • スイスは、核兵器の人道上の観点から声明を最初に発表した国で、その国の代表訪問とディスカッションしたことはたいへん意味深かった。スイス国内での合意づくりの事例を参考に、日本においても国と国民との会話を深める努力が理解を深めることにつながると実感した。すぐにできなくても根気強く、決意をもって一人でも多くの方々にこのことを広めていくことうをしていきたい。(生活クラブ 城田喜子さん)
  • 今回のスイス政府代表部の方々の誠実な対応は、NPTにたいするスイス政府の強い決意がよく伝わってきた。他の国にも理路がっていくことを期待したい。(ユーコープ 立川順子さん)

 

被団協の藤森さんからLaggner代表に要請書をお渡し

 

日本生協連 和田専務から生協について説明しながら要望書をLaggner代表にお渡し

 

スイス政府代表に折鶴を渡す組合員の山本さん

スイス政府代表部オフィスでの参加者一同

 

 

4月29日 PM

Bard HighSchool EarlyCollegeManhattanでの証言活動

*公立高校ですが、アメリカでは珍しく名前があるのは、大学の付属高校的な(3校あるそうです)ところで、4年課程の高校で、2年間は通常カリキュラム、後半2年間は、大学のように専門的なカリキュラムを学ぶ学生が通う高校だそうです。

日時

4月29日(水)13時30分〜15時30分

場所

バード高校 講堂

訪問者

日本原水爆被害者団体協議会 和田さん、塩瀬さん、藤森さん
生協代表団 5グループ7名 
現地ボランティア 長沢千秋さん、インザナ裕子さん 合計12名で訪問

午後は、マンハッタン島東南部にあるBard高校の早期大学課程の学生に証言訪問を行いました。

学生130人を前に、和田さんからは「次はあなたたちが伝えていく番」、塩瀬さんからは「同じ体験をさせたくない」、藤森さんからは「何故、今、70年前のことを話すのか、核兵器と人、地球の環境との関わりがどうなのか」ということについてお話されました。

証言後の質疑応答でも、「もしも今、核兵器が爆発したら?」「被爆者の精神面や身体的影響は?」「米国についてどう思うか? 」など、沢山の専門的な質問がだされました。

この高校は、通常の高校カリキュラムを2年間、残りの2年間は大学のように研究テーマを決めて勉強していくそうで、どの学生も真剣に聴いてくれました。

終了後、同世代が作った折鶴を渡すと強い関心を示し、横断幕にも、メッセージを書き入れてもらいました。

 

報告者やグループメンバーの感想

  • 途中で退出する生徒もいたが、ほとんどの学生が最後まで熱心に聴いてくれて、とても感激です。終了後、折鶴やメッセージを記入するときに、少しは話せ交流ができたことはよかったです。特にアメリカの高校だけにさまざまな方々が集っていている中で、平和や核兵器について考えられることは、戦争もなくなる希望が湧いてきました。 (ユーコープ 立川順子さん)
  • 1時間以上の被爆証言を真剣な眼差しで聞いていた。その姿を見るだけで感動した。多くの質問が出て、この世代の人たちが核の恐ろしさを深く受け止めて、自らがアクションを起こすことができれば持続可能な社会を築き上げると信じられる。期待して、私たちも力を合わせていきたい。                       (生活クラブ 城田喜子さん)

 

午後の証言活動会場のバード高校

被爆証言終了後、学生から多くの質問がありました。

 

終了後、折鶴を渡しながら交流する城田さん

終了後、メッセージ等を記入する学生のみなさん

 

バード高校での参加者一同

 

前のページにもどる このページトップへ
サイトマップ 神奈川県生協連トップページへ