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2017年4月26日

神奈川県原爆被災者の会 第52回 2017年度総会を開催しました

神奈川県原爆被災者の会(中村雄子会長)は4月25日(火)に神奈川公会堂において第52回総会を開催しました。

ともにヒバクシャ国際署名に取組む神奈川県生協連は、當具伸一会長理事とともに出席し、核兵器の廃絶を誓いあいました。

 

◎中村雄子会長の総会に向けた挨拶主旨をご紹介します。

今から60年前、1956年8月10日、長崎に被爆者が集い、「日本原水爆被害者団体協議会」を結成、「私たちは被爆者自身を救うと共に、全人類を救うために立ち上がる」と世界への挨拶を送りました。神奈川ではそれより早く1955年に広島で開催された「第1回原水爆禁止世界大会」に参加した被爆者が集い、その年の秋、「神奈川友の会」を発足させ活動を始めました。その後苦難続きの10年を経て、1966年1月23日「神奈川県原爆被災者の会」と改称し結成、以来日本被団協と友の「核兵器の全面廃絶と被爆者救済・原爆被害への国家補償を求めて」活動を続けてきました。

 

日本被団協結成60年の昨年は、8月10日に長崎で、10月12日東京で記念式典が行われましたが、被爆後70年以上経過した今も「核兵器廃絶も原爆被害への国家補償」も残念ですが実現していません。

昨年(2016年)5月、オバマ大統領がアメリカの現職大統領としては初めて、広島を訪れ、原爆慰霊碑に献花し、メッセージを発表しました。現職大統領としては精一杯の発言だったと思いましたが、被爆者からは賛否の意見が出されました。しかしオバマ大統領の核兵器廃絶の思いは伝わりましたが、彼のプラハ発言に比べ十分な内容とは言えないのが残念でした。その後、共和党のトランプ氏がアメリカ大統領に就任し、様々な面で先行き不透明な時代に突入した感があります。それに今、世界では排他的行為が横行、報復の連鎖が繰り返され、憂慮される事態となっています。

 

このような状況下、唯一の戦争被爆国の日本政府は、138か国が参加した「核兵器禁止条約交渉会議」の開催に反対し不参加でした。核兵器廃絶の先頭に立つべき日本政府の姿勢は、被爆者や国民の願いから到底許されるものではなく残念でたまりません。この会議には日本被団協の代表が参加し、自らの被爆体験から、残虐で非人道的核兵器の全面廃絶を訴え、多くの参加国の賛同を得ました。

2016年、高齢となった被爆者にとって最後となる「核兵器廃絶国際署名」が、多くの団体の協力を得て取り組みが始まりました。神奈川では2016年度末までの目標には及ばなかったものの神奈川県原爆被災者の会として7,431筆の署名を集めることができました。また黒岩神奈川県知事をはじめ、多くの市長・町長、議長、また国会議員の皆さまのご署名をいただき、被爆者にとって今後の活動の力強い励ましとなりました。2020年まで続く国際署名活動ですが、毎年9月の国連総会には目標を達成し提出しましょう。

 

昨年、神奈川では274名の被爆者が亡くなり、最高で6,609名だった被爆者が現在4,047名となりました。志半ばで亡くなられた多くの先輩方に「核兵器廃絶」の報告が出来るように、これからも今の私たちの力でできる限り頑張りたいと思っています。

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が国際社会的に貢献したとして、朝日賞特別賞を受賞し、先輩被爆者の献身的活動の賜物と被爆者一同心から喜び合いました。

 

名称

 

日時

2017年4月25日(火)13時30分〜16時08分

会場

神奈川公会堂2階 会議室 神奈川県横浜市神奈川区富家町1-3

内容

 

 司会

木本 征男(神奈川県原爆被災者の会副会長) 

開会

 

黙祷

 

議長団・書記選出

会長挨拶

中村 雄子(神奈川県原爆被災者の会会長)

来賓挨拶

當具 伸一(神奈川県生協連会長理事)

片野 憲二(原水爆禁止神奈川県協議会理事長)

丸山 善弘(神奈川県生協連専務理事)

神奈川県生協連出席者紹介

 

小林 正明(神奈川県生協連専務補佐)

水安 真一(神奈川県生協連事務局長)

石田 昌美(神奈川県生協連統括マネージャー)

メッセージ披露

議案提案・審議

 

東 勝廣(神奈川県原爆被災者の会事務局長)

丸山 進(神奈川県原爆被災者の会副会長)

廣石 嘉乃(神奈川県原爆被災者の会会計監査)

山口 淑子(神奈川県原爆被災者の会会計監査)

議長解任

海老名支部より報告

学習

「生協と平和を願う取り組み 核兵器廃絶」

石田 昌美(神奈川県生協連統括マネージャー)

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