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2017年8月23日

私たちは核兵器のない世界、戦争や紛争のない世界を願います

〜日本政府こそが、核兵器禁止条約を推進するリーダーとなるべき〜

神奈川県消費者団体連絡会
事務局長 丸山 善弘

現在22人の高校生平和大使がスイス・ジュネーブで平和を願い活動しています。国連欧州本部などを訪れ、高校生1万人署名214,300筆(累計1,677,212筆)を提出し、22日には軍縮会議を傍聴しました。

高校生平和大使は、20年ほど前の1998年に、インドとパキスタンによる相次ぐ核実験の強行に対して、核拡散に強い危機感を募らせた被爆地の市民により、「核の惨禍を知る被爆地ヒロシマ・ナガサキの声を世界に伝えるために未来を担う若者を『高校生平和大使』として国連に派遣しよう」として始まったものです。以来、1998年から毎年、国連を訪問し、核兵器廃絶と平和な世界の実現を訴えてきました。1999年の第2代まではアメリカ・ニューヨークの国連本部へ、2000年第3代からは軍縮会議が開かれるスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問しています。

 

高校生平和大使は国連では「ヒロシマ・ナガサキ・ピース・メッセンジャー」として認知され、その真剣な言動は国連で高い評価を得ています。この活動により、2012年10月には、高校生平和大使の活動について、外務大臣感謝状が授与され、2013年第16代は、「外務省ユース非核特使」第1号の委嘱を受け、2014年には第17代は民間人として初めて軍縮会議本会議場でスピーチを行いました。そして昨年まで3年間連続して軍縮会議本会議場におけるスピーチが行われ、核兵器廃絶と世界平和を願う広島・長崎そして日本国民のメッセージが発信されていました。

今回、「今年は軍縮会議の議事上、適当でないと判断した」とのジュネーブ軍縮会議日本政府代表部の判断は大変残念です。

 

核兵器のない世界、戦争や紛争のない世界を願う市民として訴えます。

「日本こそが核兵器禁止条約を推進するリーダーになるべきだ」と。

 

この間の日本政府の動向、すなわち、昨年12月23日の国連総会での「核兵器を禁止しその完全廃絶につなげるような法的拘束力のある文書」を交渉するすべての加盟国に開かれた会議を2017年3月から開始する決議への反対、今年3月からの核兵器禁止条約交渉会議には参加すらしないという態度、条約採択後にわざわざ「署名はしない」と明言をするという態度、8.6ヒロシマ、8.9ナガサキにおける態度、そして今回の判断など、深い悲しみと怒りを覚えます。

しかし絶望はしません。希望の実現の日まで訴えます。核兵器のない世界、戦争や紛争のない世界を願う市民として訴えます。

 

「日本こそが核兵器禁止条約を推進するリーダーになるべきだ。」と。

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