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2017年12月6日

みんなで祝おう♪ ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のノーベル平和賞受賞

神奈川県消費者団体連絡会
事務局長 丸山 善弘

 

今年7月7日の国連における122か国の賛成による核兵器禁止条約採択に続く10月6日のノーベル賞委員会によるノーベル平和賞発表、そして11月10日から2日間バチカンで開催された国連の条約交渉会後初の核兵器廃絶・軍縮をテーマとする国際会議、12月10日のオスロにおけるICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)ノーベル平和賞受賞。この今年の歴史の流れを、私たちは被爆者の皆さまと深い感慨と喜びをもって受け止めています。

 

教皇フランシスコは、バチカン宮殿におけるシンポジウム参加者との集いにおいて、「シンポジウムが掲げる核兵器の無い世界と統合的な軍縮への目標は、悲観主義に押されてますます遠のくように思われるかもしれないが、核兵器をはじめ、今日の終わることの無い軍拡の連鎖や、そのための支出が人々を苦しめている状況、あらゆる核兵器の使用が人間と環境にもたらす破壊的な影響を考える時、非常な不安を感じざるを得ない。こうした武器が何等かの誤りで爆発する危険をも考慮し、それらの使用を巡る脅威はもとより、その所有自体も断固として非難すべきである。国際関係は武力や、相互の威嚇、軍事力の顕示によって統治することは出来ず、特に核兵器などの大量破壊兵器は、偽りの安心感を生むだけで、連帯の倫理に育まれた人類の平和的共存の基礎を築くことは出来ない。広島と長崎の被爆者や、その他の核兵器実験の被害者の証し、その予言的な声が、特に新しい世代への警告となるように願う。健全な現実主義は、今日の秩序を失った世界に灯をともし続けている。国連で核兵器禁止条約が多くの参加国の賛成を得て採択されたことは歴史的な出来事であり、これは人道的イニシアティブとして、市民や、国々、国際組織、協会、学会、専門家グループ等の様々な協力連帯のうちに推進された成果であり、人類の統合的な発展こそが人類の辿るべき善の道である」との主旨で、忍耐と着実をもって前進していくようにシンポジウムの参加者を励まされました。

 

人類が他の生物と違うことの一つは、希望を持ち、その希望の実現に向けて努力することが出来ることです。その意味において核兵器廃絶の取り組みは最も人間らしい取り組みであると確信します。

私たちは、今回の受賞を大きな励みとし、「被爆者は、すみやかな核兵器廃絶を願い、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを、すべての国に求めます」を主旨とするヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(ヒバクシャ国際署名)に引き続き旺盛に取り組んでいきます。

この地球上から核兵器を無くしましょう。

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