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2018年5月3日

神奈川県原爆被災者の会 第53回総会を開催

神奈川県原爆被災者の会(中村雄子会長)は4月24日(火)に神奈川公会堂において第53回総会を開催しました。

ともにヒバクシャ国際署名に取組む神奈川県生協連は、當具伸一会長理事とともに出席し、核兵器の廃絶を誓いあいました。

今回の総会をもって中村雄子さんが会長を退任され、丸山進さんに会長のバトンを渡されました。中村さん長い間ありがとうございました。神奈川の生協は引き続き、神奈川県原爆被災者の会の皆さまとともに、核兵器廃絶をめざしていきます。

 

知ってくださいこの思い

中村雄子会長の総会に向けた挨拶主旨をご紹介します。

被爆から72年、日本被団協結成から61年、神奈川被爆者友の会発足62年、神奈川県原爆被災者の会結成51年が経った2017年(平成29年)は、ヒバクシャにとって世界的に様々な出来事があった年だった。

7月7日、核兵器禁止条約が国連で122か国の賛同を得て採択された。しかし、核保有国はこれに背を向け、実戦での唯一の被爆国の日本政府はあろうことか、この条約に賛同しなかった。8月9日、長崎原爆の日の慰霊祭に出席した安倍首相に、被爆者が「あなたは、どこの国の首相ですか」と詰問する場面もあった。

平成28年4月から始まった「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶の国際署名」は平成29年9月、515万4,866筆を国連に提出した。しかし2020年までに世界各国からも含め、億単位で集めるとしている署名は、まだまだ目標には程遠い。(現在協力国は42か国)。神奈川では各支部でそれぞれが工夫をこらしがんばった結果、平成30年3月末までに19,885筆(累計)を集めることができた。また、ヒバクシャ国際署名生協推進委員会では23万7,553筆(29年9月末)を集められた。また、県内自治体からの首長署名は、黒岩神奈川県知事を始め、ほとんどの市・町・村長(4市を除く)から頂いたが、全市ではないことは残念である。

平成29年3月号の「被爆者ニュース」に「今年こそは日本被団協にノーベル賞を・・・」と掲載したが、その思いは叶わず12月10日、ICANがノーベル平和賞を受賞した。10年前から被団協と同じ核兵器廃絶を訴え、世界的に活動を始めたICANの受賞は同じ志を持つ仲間として歓迎はしたが、72年前の占領下における苦難の訴え、被団協結成以来の61年間のヒバクシャの活動の軌跡を思う時「なぜ被団協では」と割り切れない思いがあることは否めない。

核保有国の中でも、核実験を次々と行い自国の優位性を見せつけようとする国々。特に挑発的な北朝鮮・誇示する米国。先頃、トランプ米大統領はNPR(核態勢の見直し)を公表した。「使いやすい小型核兵器の使用」のこの発言は許すことが出来ない。

このような状況の中、今までもヒロシマ・ナガサキの被爆者として、忘れられない実体験を一人でも多くの人たち、特に若者や子供たちに知ってほしいと証言活動を続けてきた。しかし、被爆者の高齢化が進み自身の体験が話せない人が多くなってきたが、子供たちの感想文の中に「原爆は過去のものと思っていたが未来への大きなメッセージと実感した」「一つしっかない命の大切さを教えられた」など心に響く感想が多く寄せられた。核兵器が完全に廃絶されるまで、被爆者の使命として生ある限りヒロシマ・ナガサキのことを語り伝えることを中心に、活動をこれからも続けていきます。

 

総会について

名称

神奈川県原爆被災者の会 第53回総会

日時

2018年4月24日(火)13時30分〜16時

会場

神奈川公会堂2階 会議室 神奈川県横浜市神奈川区富家町1-3

内容

司会:

木本 征男(神奈川県原爆被災者の会副会長)

黙祷

 

議長団選出・書記任命

会長挨拶:

中村 雄子(神奈川県原爆被災者の会会長)

来賓挨拶:

當具 伸一(神奈川県生協連会長理事)

片野 憲二(原水爆禁止神奈川県協議会理事長)

メッセージ披露

 

議案提案・審議

 

新年度役員改選について、新旧役員挨拶、議長解任、閉会の挨拶

講演:

「生協の核兵器廃絶の取り組み 被爆者から学んだこと」

丸山 善弘 ヒバクシャ国際署名生協推進委員会 事務局長 

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