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2018年11月22日

世界人権宣言70周年 私たちの人権はないがしろにされていないか
〜人は誰でも人間らしく生きる権利を持っている〜

神奈川県消費者団体連絡会
事務局長 丸山 善弘

世界人権宣言は、「すべての人間が生まれながらに基本的人権を持っている」ことを、 初めて公式に認めた宣言です。1948年12月10日、パリで開かれた第3回の国際連合総会で、「あらゆる人と国が達成しなければならない共通の基準」として採択されました。宣言の中には、自由権と社会権が謳われています。自由権として、身体の自由、拷問・奴隷の禁止、思想や表現の自由、参政権など。社会権として、教育を受ける権利や労働者が団結する権利、人間らしい生活をする権利などが含まれています。

 

第2次世界大戦の反省から国際連合がつくられました。各国の代表者たちは、人権侵害を各国の国内問題として放置することが虐殺や戦争につながったことを認めました。そして、世界の平和を実現するためには、世界各国が協力して人権を守る努力をしなければならないということが、世界人権宣言によって示されました。そしてその理想を現実のものにしようと、多くの人権条約が生み出されました。難民条約(1951年)、人種差別撤廃条約(1965年)、国際人権規約(社会権規約(1966年))、国際人権規約(自由権規約)(1966年)、女性差別撤廃条約(1979年)、拷問等禁止条約(1984年)、子どもの権利条約(1989年)、死刑廃止条約(1989年・日本未加入)、移住労働者の権利条約(1990年・日本未加入)と。

 

2018年12月10日、世界人権宣言は採択70周年を迎えます。この宣言は、70年を経たいま、生かされているでしょうか。

私たちが住む日本での状況はどうでしょうか。日本でもたくさんの問題が浮き彫りになっています。見て見ぬふりはいけません。

 

詩人の谷川俊太郎さんは、「この宣言が口先だけで終わらないような世界を作ろうとする権利もまた、わたしたちのものです」と言われました。

そうです。人は誰でも人間らしく生きる権利を持っています。

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